今月はテープ起こしの仕事で忙しい。
月末まではぎっちり仕事で埋まっている。
新年から忙しいということは非常にいいことではあるけど、とにかくスケジュールを組むのが大変。
今の楽しみは、昼食や夕食のときに見る30分から1時間弱のDVDの分割鑑賞。
今日は小津安二郎の『宗方姉妹』を半分ほど見た。
小津安二郎の映画は、大学生のときに会員になっていたミニシアターで小津安二郎特集をやっていたときに初めて見た。
どれも日常の生活の中にあるような地味な話ばかりなのだが、意外と面白くて引き込まれる作品ばかりだ。
俺が特に好きなのは『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』と『お早よう』だ。
小津は子役の使い方のうまい監督だったと思う。
小津の映画に出てくる子供たちは、無邪気なところや、無愛想なところ、引っ込み思案なところなんかが本当に面白く映像で表現されている。
大人になってすっかり忘れてしまった子供のときの感覚が、何となく思い出される感じだ。
今見ている『宗方姉妹』には子供は出ていないが、田中絹代の妹役の高峰秀子がどこか子供っぽさを残している女性として描かれている。
少し疲れているときやイライラしているときに小津安二郎の映画を見ると、気持ちが少し落ち着いて優しい気持ちになれる。
モーツァルトの音楽に癒やし効果があるとはよく言われることだが、小津安二郎の映画にも癒やし効果があるような気がするな。
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